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論文

時間分解蛍光分光法によるアクチノイドの溶液化学研究における最近の進展

木村 貴海; 桐島 陽*; 有阪 真

希土類, (47), p.43 - 56, 2005/11

時間分解レーザー誘起蛍光分光法は、単に高感度かつ高選択的な分析手法としてだけでなく、イオンの溶液内構造や熱力学的特性をも測定可能な用途の広い方法として、今ではアクチノイド研究にとって重要な研究手段の一つとなっている。本講演では、アクチノイド(III)とランタノイド(III)の配位環境の比較,固液界面における微量化学種の状態解明,水熱溶液中でのウラン(VI)の加水分解・錯形成反応,水溶液中におけるウラン(IV)の初めての蛍光測定など、最近の進展を報告する。

論文

Luminescence properties of tetravalent uranium in aqueous solution

桐島 陽; 木村 貴海; 永石 隆二; 杤山 修*

Radiochimica Acta, 92(9-11), p.705 - 710, 2004/12

 被引用回数:28 パーセンタイル:84.44(Chemistry, Inorganic & Nuclear)

アクチノイドの光誘起による発光現象はこれまでCm(III),Am(III),U(VI)などについて確認され、その特性が研究されてきた。これらの蛍光特性を利用して開発された幾つかの状態分析法は、対象イオンの第一配位圏内の水和数や配位環境の直接評価を可能とし、各元素の溶液化学研究を飛躍的に発展させてきた。一方、4価及び5価アクチノイド溶存種については、ごく一部の錯体種を除けば蛍光は存在しないと考えられてきた。これに対し、著者らは溶液中のU$$^{4+}$$イオンの5$$f$$電子エネルギーレベルの解析から、このイオンが蛍光を発する可能性を見いだした。本報では、酸性溶液中で調製したU$$^{4+}$$イオンの5$$f$$電子を基底準位($$^{3}$$H$$_{4}$$)から$$f$$-$$f$$遷移の励起準位($$^{1}$$S$$_{0}$$)に励起することにより観測された発光特性について述べる。さらにこの発光を利用したU(IV)の新たな直接分析法の開発についても言及する。

論文

Luminescence study of tetravalent uranium in aqueous solution

桐島 陽*; 木村 貴海; 杤山 修*; 吉田 善行

Chemical Communications, (7), p.910 - 911, 2003/04

アクチノイドの光誘起による発光現象はこれまでCm(III),Am(III),U(VI)などについて確認され、その特性が研究されてきた。一方、4価及び5価アクチノイド溶存種については、ごく一部の錯体種を除けば蛍光は存在しないと考えられてきたが、溶液中のU$$^{4+}$$イオンの5f電子エネルギーレベルの解析から、このイオンが蛍光を発する可能性を見いだした。この仮定に基づき実験を行ったところ、酸性溶液中で調製したU$$^{4+}$$イオンの5f電子を紫外光により基底準位($$^{3}$$H$$_{4}$$)からf-f遷移の励起準位($$^{1}$$S$$_{0}$$)に励起すると、そこからの緩和過程に発光が存在することを発見した。得られた蛍光スペクトルの解析により10個のピークが同定され、吸収スペクトルと比較した結果、それぞれ$$^{1}$$S$$_{0}$$から$$^{1}$$I$$_{6}$$,$$^{1}$$G$$_{4}$$,$$^{3}$$P$$_{0}$$,$$^{1}$$D$$_{2}$$,$$^{3}$$H$$_{6}$$,$$^{3}$$F$$_{3}$$,$$^{3}$$F$$_{4}$$,$$^{3}$$H$$_{5}$$への遷移に相当する蛍光であることがわかった。時間分解して測定した蛍光寿命は20ns以下であった。

論文

四フッ化ウラン中の4価ウランの迅速定量

本島 健次; 橋谷 博; 勝山 和夫

日本原子力学会誌, 3(11), p.855 - 857, 1961/00

著者らはさきにウランの精錬工程でつくられる四フッ化ウラン中のU(VI)の定量法を確立し報告した。4価ウランの定量に関してはRoddenの報告があり既知量の第ニセリウムイオンの存在下硫酸で試料を溶解し、過剰の4価セリウムを第一鉄イオンで滴定している。この場合四フッ化ウランを酸化し溶解するためには約1時間も煮沸する必要があり、また溶液の飛散をさけるために還流冷却器をつけておかねばならない。著者らは四フッ化ウランを溶解する際に硫酸アルミニウムを添加することにより、湯浴上の加熱のみで短時間に溶解が可能であること、また硫酸第ニセリウム標準溶液の代わりに調製が簡単である重クロム酸カリウム標準溶液を用いてもよいことを見出し、四フッ化ウラン中の4価ウランの簡単な分析法を確立しえた。

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